
とってもエロい話
第3章 1221212
顔を真っ赤にしながらバスから降りた人妻に、それでも時間潰しをしてくれた感謝の意を表して会釈をしながら僕も駅に向かう
駅をただ目的もなく歩くのは中々楽しい
だってそこには勘違い女や人形と旅をするホームレス、目も当てられないバカップルなど話のネタに全く困らない連中がウヨウヨと生息しているから
まぁ日曜日のこの時間は僕と同じ年齢の中学生もウザいくらい歩いてたりするんだけどマジ次元が違うからガンすら飛ばさないで欲しい
だって平凡でつまらないガキに僕のような秀才のオーラを汚されたら慰謝料は半端ないし
とりま今日はこの1週間で人が一番浮き足立つ日曜日を楽しませてくれるパートナーを探しに、僕は駅から徒歩五分のゲーセンに向かうのだった
