紅桜学園イケメン部!
第17章 お祭り騒ぎ
「俺さー。
みなみちゃんがの事が
好きなんだよね」
いつもみたいに緩めの口調でいうけれど、内容は全然緩くない。
「は?」
「え、」
「…」
拓己は持っている
ジュースを落とし、
要は目を見開いて、
優雅は驚いて
頭を壁にぶつけた。
俺はなんとなく気付いてたからな。
ああ、こいつも恋敵になるんだ…って。
それにもう昔の事は話したっぽいし、本格的に攻めてくるんだろう。
「お、おいみなみ!
お前はどうするんだ?
・・・受け入れるのか!?」
みなみちゃんは無反応。
もしかして嬉しくて
固まったとか…?
「み、みなみちゃん?」
俺達は俯いている
俺達はみなみちゃんの
顔をのぞき込む。
・・・口もとには、ヨダレが垂れていた。