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「メイドいるけど？」

「まー細かい事は気にすんな！」

みんな真剣だけど、
そういう所適当過ぎるでしょ。

やるならちゃんとしたほうが良いと思う。

まぁーもういいんだけどさ。あたしが何言った所で聞いてくれそうもない。

「イケメンなメイドかー」

凛くんが口を開く。

イケメンなメイドって
どーいう事！？
それは凛くんみたいな子を言うのね。

顔整ってるもんね、凛くん。
可愛い事には変わりないけどさ。


せめて凛くんより可愛いメイドさんになりたいな。…多分無理だけど。

格好良さでも可愛さでも勝てないあたしって、どうなんだ？