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紅桜学園イケメン部!

第28章 始まるステージ



「あたしは中西みなみ。

空手やってました。
お菓子大好きです。
超現実主義者です。


…以上」


あたしは絶対一位になりたくないから、できるだけ本当の事を言った。

だってキスしないとダメなんだよ?嫌に決まってるじゃないか。


しかも公開告白とか、
耐えられる訳がない。


拓己が緊張をほぐしてくれた御陰で、ちゃんと言えた。
これで絶対一位は阻止される。



めでたしめでたし。


…そうなる、はずだった。


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