届きそうで、届かなくて、、、届けたくて。
第9章 episode8 ~*ごめんなさい*~
和「本当は、もう追い出すつもりだった
だけどさ、今日のは、さすがに無理あった
だから、、
今回は、許す。」
唯「それ、、本当ですか、、?」
和「次はないから!」
ただ嬉しくて、嬉しくて
唯「ありがとうございます!!ありがとうございますッ!!」
涙も気にしないほど、
精一杯、お礼を言った
和「ほ、ら!!
今、2人ともルール破ってる!!
はいっ、再開!」
二宮さんはそれだけ言うと
そそくさと私の部屋から出ていった
気のせいなんだけど、
ただの私の思い込みなんだけど………
二宮さんの頬が
一瞬だけ、赤らんだ気がした