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オレンジkiss

第19章 ☆nineteen

私は、涙があふれでた。

次から次へと…

幹太君に言われた一言で、我慢していた涙がとまらなくなったんだ。


「…何でッ!………何で気づいちゃうの…」


私は、息を整えながら言った。

「俺の勘だよ♪…そんなに、悠が嫌いか?」

はっきりと、顔を見たわけじゃない。

でも、声でわかる。


幹太君が…悲しんでるって。


私は、勢いよく首を左右にふった。

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