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オレンジkiss

第2章 ★two

悠―side―

「悠―!はよ!」

「……はよ」

こいつは、中学からの腐れ縁。[五十嵐 幹太 いがらし かんた]。

「で?どーだった?」

幹太は、ニヤニヤしながら、俺の席の前に座った。

「なっ…何が!?」

俺は、自分でも分かるくらい顔が熱かった。

「とぼけんな!天然プリンセスだよ!昨日、告ったんだろ?」

天然プリンセスって言うのは、梶原の事。

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