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オレンジkiss

第14章 ★fourteen

「ゆいも行きたい!」

何も知らない、結衣。

私の本当の妹じゃない。


そう思うと、急に他人に見えて怖かった。


「結衣は、お父さんとお留守番!………また、会いにくるから」

私は、結衣を強く抱きしめた。

小学生のわりに落ち着いていた私。


みんなより、知識も豊富だった。

「?」


結衣は、わけもわからず、首を傾げた。

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