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甘いキスを永遠に

第5章 ウキウキとブレーキ

小さな居酒屋でビールを飲みながら二人で焼き鳥やらもつ煮やらをちまちま摘んで楽しむ。


ささやかなご馳走だけど、元哉がおごってくれるのが嬉しかった。


段々酔いが回ってくると元哉は居酒屋でも私の肩に腕を回し、ちゅっと耳や頬や髪にキスをしてふざけた。


「麻実ちゃん、大好き」


「元哉、酔ってる?」


「んー酔ったフリ?」


何故疑問形…


恥ずかしいけど、元哉のこんなところが段々居心地良くなっている自分に必死にブレーキかけた。


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