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甘いキスを永遠に

第8章 もう少しだけ

元哉の店は分かっている。


私のショップにわりと近い場所だ。


私達は元哉の働く古着屋に着いた。


店内は広く、所狭しとと古着が陳列されていた。


古着独特の匂いが立ち込める。


元哉の姿を発見した。


若い女の子に接客中だ。


「あの人?」


「…うん」


「なるほど…軽そうなイケメン君だ」


分かってるよ。


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