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ふたりのカタチ

第3章 マズい

ビールのせいでもお風呂のせいでもなく
私は自分でもはっきりわかるくらいに
真っ赤になってしまった

年下の、幼なじみのkかずちゃんに
からかわれてる…

「やめてよー!!もうっ!オバサンからかわないで///」

冗談なんだろうからこっちも軽く流してしまえば、さっきの赤い顔も
ドキドキしちゃったことも
消えていっちゃうと思ってたのに
「ホントなのになー」とマグに口をつける

「またまたー(笑)そうやって何人口説いてきたのー?ん?ん?」

もっと軽いノリなら…って思って膝をツンツンとつついてみた
じっとマグを見つめてたかずちゃんは膝をつついた私の手を取り私の方を向くと
少し低い声で言った

「あやねえ…ホントだよ…」

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