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二度寝

第1章 こいつ

「「「きゃー!」」」

うるっさいな耳鳴り





「ねぇね――――」

次は何?

「ねぇねぇっ!」

私はハッとして

振り向いた。


「あなた、健さんと友達なの?」

誰?


『だれですか?それ』


「えーっ!知らないの?同じクラスじゃん!」


『そうだっけ?』

「うんうん、てことで・・・って自己紹介を忘れてたね。私は、鈴木 華 よろしくね。」


『私は相川 由牣』

なんとなーく自己紹介してきたのでこちらもなんとなーく

自己紹介をした


「さぁ!本題に戻るわよ!」

リーダー気取り・・・

「健さん、知ってるよね?」


『だから・・・』


『誰ですか?そいつ』


「くっ・・・そこか」

おい・・・

『ああ、あいつね。はいはい』

と適当に指をさした

「そうそう!そいつですよー」


「あいつ、入部届け昨日までにダスッつったのに・・・出さねえからさぁ」


『呼べばいいんですね。呼べば』


『おーい。健さん。呼んでますよ』

健さんはギクッ!って感じでこちらへ走ってきた

「わ・・・わりぃわりぃ」

とすぐにポケットから入部届けを出した

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