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背中デ愛ヲ、囁キナサイ

第1章 暗闇ノ中デ


 僕の彼女は、
 僕と愛し合うとき、
 僕と向き合ってはくれなくなった。


 僕は彼女の背中側から、
 僕の愛を囁いている。


 僕には、見せてくれくなったんだ。
 僕に愛されている彼女の顔も、
 僕に抱きしめられている彼女の体も……

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