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Hな片想い♡

第5章 友情と愛情

ある日の部活、
私は意を決して光に聞こうと試みた

「生活委員会に立候補していい?」って。

言い忘れていたけど各委員会、
男子1人女子1人と決まっている


その日の部活は図書室で行われた
いつもと場所が違うと気分も違う

言えるかも…!

「ねぇ、光……。」

「んー?」

光は本棚の片付けをしていた

「光、あのね…」

私は窓を見つめながら話した
なんとなく目を合わせづらかった

「生活委員会入ったら怒る〜?」

これが精一杯の言葉だった

なんとか軽い態度で聞けたから
光に私の密かな企みに気づかれずにすんだ

「別に〜」

光は意外すぎる言葉を返した

「でもなんで?」

この言葉が怖かったんだ

「いや、前に生活入れなかったら
死ぬって言ってたじゃん?」

「うん、死ぬ」

光は冷淡に答えた

「そっか、」

そこで会話は自然と途切れた

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