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お前はわかってねぇ‼

第21章 同じ気持ち

「なぁ、海って本当に泳げねぇの?」


「え?はい…水泳の授業はいつも下手なグループでその中でも最下位でした…あっ!でも、ビート板使ったのは好きでした!」



自信満々に言われてもなぁ(笑)



「じゃあさ、海俺の首に腕回してみ?俺に捕まって一緒に泳ぐぞ!ビート板代わりだ(笑)」



「はい!♪」


浮き輪は俺が持って、海は俺の首に手を回してしがみついてきた





あっ…///海のおっぱいが背中に!!




「ラッキー♪柔らか〜///」



「えっ?あっ…///ヤダ、空!やっぱり浮き輪でいいです///」



海は腕を離して俺の背中で暴れだした




「おい!ちょっと、海!!あぶねぇって」




海はふらーって後ろに倒れそうになった




あぶねぇっ!





背中に手を回して海の腰を抱えた





海はペタンって俺の背中に抱きついてなんとか無事だった(笑)




「大丈夫か?」




「はい//すいません…」




少し落ち込んでる海




「危ないんだから、ちゃんと首に手を回してな?」




「はい///」






海はおとなしく俺にしがみついた






あっ…俺が言ったんだけどさ、




あら、ドキドキが…ヤバイわ(苦笑)







ドキドキ
ドキドキ






ん?




俺のドキドキじゃねぇドキドキ




海の顔を覗くと海は真っ赤になってた





海もドキドキしてんのか?





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