お前はわかってねぇ‼
第3章 一緒に帰って?
俺は次の休み時間に海ちゃんの席に行った
「なぁ、海ちゃん一緒に帰ってよ」
「えっ…な、なんでですか?」
なんでって…
「一緒に帰りたいから」
本当は好きだから
けどまだいえねぇ
「ほら、山中はいとこなんだろ?じゃあ友だちとかえるって言ったって大丈夫だろ?」
海ちゃんは少し困った顔をして、メガネをクイっとあげた
「私なんかと帰っても楽しくないと思いますよ?いいんですか?///」
えっ?!マジで⁈これはokって事だよな⁈
「一緒に帰ってくれんの?」
興奮気味に俺が聞くと海ちゃんは真っ赤になって頷いた
よっしゃー!!