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誰かが入ってきた



「先生いてますかぁ？」



その声を聞いて女だってわかったけど


俺は目があかなかった




そいつはシャーっとカーテンをあけた



「あっすいません…いたんですね…あの、先生は？」




勝手にあけて質問までしてきた



「ん？知らね。初めからいなかった」



俺がそういうと



「そうですか…あの、大丈夫ですか？」



大丈夫かと聞いてきた



何が？



そう思ってると額に冷たい手が触れた




俺は目をうっすら開けたが何だか頭がクラクラしてたからはっきり見えなかった





「すごい熱です！冷やさないと」


そいつは看病をしてくれた




「授業あんだろ？もどれよ」


だれだかしんねぇけどそこまで俺にする必要ねぇだろ？



「大丈夫ですよ。それより自分の心配してください！」




そう言って氷枕を頭の下に敷いてくれた



「お前なんでそこまですんの？知らねぇやつに…あっ、お前も俺とセックスしてぇの？」




意識が朦朧としながら失礼な事言った