お前はわかってねぇ‼
第47章 止められない想い
え?海…?
「あ、あの…ごめんなさい…空、私、私…」
海は泣き出してしまった
俺はそっと抱きしめた
「ごめんなさい…私、汚いです、うぅ…」
だからさっき押したのか?
俺は海の頭を撫でてやった
「海はあやまるな?襲われたんだろ?海からじゃないんだろ?」
コクコクと頷く海
だよな?わかってるからさ?汚いなんてないから…
ぎゅっと抱きしめておでこにキスをした
いっくん…今は気を失ったままだけど…
正直ほんとムカつく…
俺もトイレ行ってたからさ遅くなったんだけどさ
ここまですんなよ
海を泣かすなよ
泣かす事はしねぇだろうって
信用してたのにさ?
なんかムカつくけど
ショックだよ俺は
気を失ったいっくんはそのまま放置して
落ち着いた海を連れてみんなの所にもどった