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お前はわかってねぇ‼

第64章 幸せの時



〜一年後〜




「なぁ、海ちゃんまだなのかよ?」




「いや、そろそろ着くはずだけど」





俺と竜馬の会話に鈴が入ってきた





「ほんとビックリだよねー2人が結婚だなんて!」





「あぁ、ビックリしたよほんと!!」



竜馬も笑った





「俺もビックリしすぎてドッキリかと思ったもんなー(笑)」







そう、今日は結婚式






俺と海の?





違うよ(笑)






ひかりと藤木センセの!







あの日、海を見送りに行った日




ひかりは藤木センセと一緒にいた




見送りのあと付き合ってんだって聞かされた






進路の時にひかりが結婚だの花嫁だのバカなこと言ってると思ってたけどそれが最短で叶ってしまう事になった(笑)





まぁほんと愛でたいよな、うん!







タタタタ





走ってくる足音




俺は振り返る





「空!」










「海…」






久しぶりに再会した海は






着飾ってるからか?





いや、







ほんとに綺麗になった







飛び込んでくる海




抱きしめる俺





「おかえり」




「ただいまです///」









「ごめん、ラブラブなとこ悪いんだけどそろそろ始まるから」




そう言ったのは大だ(笑)




邪魔したなぁーって目でみていたら




花と麻美、鈴に海をとられた(笑)






式はスタート





ひかりも、藤木センセもすげー幸せそうだった







いつか俺と海も…





なんて夢描いた






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