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束縛彼氏

第1章 束縛彼氏

「ねぇ!美波の彼氏って”あの”柊君でしょ!?」

「…うん、そうだけど」

「羨ましい!!あ~んなイケメンが彼氏なんてさ~!」

そう言った彼女にあたしは作った笑みを貼り付けて言った

「そうかな…」

「そうかな…って!美波もしかしてあの柊君に不満でもあるの!?容姿端麗、成績優秀、おまけにスポーツも出来て愛想も良い…そんな柊君に不満があるって言うの!?」

「不満っていうか、ちょっと…束縛が凄いんだよね…」

「束縛?例えば?」

「電話出なかったり他の人と少し話したりしただけですぐ怒るし…」

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