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束縛彼氏

第4章 束縛彼氏とお別れ

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『んっ…ま、ぶし…』

カーテンの隙間から差し込む陽の光にあたしは重たい瞼を開けた

…朝、か。

上半身だけ起こし、横目で近くの時計に目をやった。すると時刻は10時だった

『…学校』

遅刻だ。

あたしはそれほど焦らずにリビングに降りた。

リビングには人は誰もいなく、テーブルの上に朝食だけが置いてあった

『フフッ…晴樹が作ってくれたんだ…』

朝食の目玉焼きとウインナーは妙に焦げている。晴樹、料理下手だからなぁ…

そんなことを思いながらあたしは椅子に座る

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