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束縛彼氏

第5章 束縛彼氏のライバル



「馬鹿な女…」


冷めた目で彼は今果てたばかりの彼女を見つめる


…汚れた。


彼が大切にしていたピアノには彼女の愛液が飛び散っていた

それを掬うように彼は指で愛液を拭く

そして淫らな姿のまま眠っている彼女をそのまま放置して彼はピアノの椅子に座り込む


はぁ、と溜め息をつきながら彼は口元を緩くしながら愛しい彼女の名を呼ぶ

「美波…」

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