兄と首輪
第7章 妹とホテル
アヤは…涙を流してた…
沢山の涙で…
顔がグチャグチャだ…
『いいの?私…兄さんの恋人になって・・・・・』
「俺は…それを…望んでるんだけどな…」
『・・・・すごく…欲張りな…願いのつまった…ペアリングだね・・・・』
泣きながら…でも、満面の笑みで…
アヤは俺の指に…ペアリングをはめた…
俺も…アヤに指輪を…はめた
『・・ありがとう・兄さん…』
見つめあって…ゆっくり…
お互いを確かめるように…
キスをした…
俺達は…
秘密を…共有する…
恋人に…なった……
「帰ろっか…
父さんと母さん…アヤの事…
すごく…心配…してた…」
アヤは…コクンと頷いたが…
意地悪な口調で…
『兄さんの事だから…エッチなこと…すると思った』
く…やったほうがよかったのかよ…
「さすがに…今日は…」
二人で笑った…
今日は…家に帰ろう…