兄と首輪
第6章 兄とリング
・・・解らない・・・
そんな・・制度・・・・
知らない・・・・
私は…養子だった・・・
兄と・・・・
兄妹・・・・・
じゃ・・・・ない・・・・
コトン・・・・
私たちの前に…箱が置かれた…
『・・・』
解らないだらけで…
それでも話しは…進んでいく…
「…この…話をしたら…私達家族は…もしかしたら…壊れるかもしれない…父さんは…この日が…
怖かったよ…
多分…勝もアヤも…今の告白を聞いて…前の家族に戻れないかもと…思うかもしれない…
だから…また、ここから…家族を誕生させようと…
母さんが…これを…作ってくれた・・・・・」
小さな箱を…
パカ・・・と開けた・・・