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君の笑顔

第16章 登山スタート ~片野 和泉~

「あ、ウラ。大丈夫?調子。」

背の高いウラの顔を見上げるようにしてのぞく。


少し顔が赤い?

熱か?


「あ、あぁ大丈夫。」


「熱あんじゃない?」
私はウラのおでこを触る。

背が高いから腕をいっぱいに伸ばす。


やっぱり、顔赤い。

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