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君の笑顔

第23章 予感 ~陽介~

「陽介っ!」


パッと目を開けるともう着替えているウラが布団にうずくまる俺の体を揺すっていた。



……えっと………


ああ、そっか、今二泊三日の宿泊行事で……


「おい、陽介、あと5分で食堂行くぞ!」


ボーッとしている俺をウラはまた揺する。


「あぁ…」



完全に寝不足だった。


ったく、頭いてぇ……





「なんだよ、陽介、寝れなかったのか?」

ノソノソと動く俺を見ながらウラがいう。

「ん…ちょっとな。」


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