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君の笑顔

第24章 隠された気持ち ~ウラ~

――――…

「おつかれー」


ホテルに帰ってきたら部屋には誰もいなかった。


「まだ誰もいないのか……」


俺は畳みに座る。



『三浦くんも片野さんのこと好きですか?』



福島の言葉がまだぐるぐるしている。



違うって、俺は




溝口のことが。

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