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君の笑顔

第30章 不審者 ~陽介~

「あ…」

揺れるポニーテールを見て俺は思わず声をあげた。


あれは片野だ。



じゃあ、男は誰だ?


そう思った途端、男が片野に抱き付いた。


「えっ?」

俺は足を止めた。

これは…

気付いてないフリをして通りすぎた方がいいのだろうか…

そんなことを考えながら片野をみた。

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