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「なんか、助けてくれてありがとね、、」


このウラの優しさに私は何度救われたんだろう。


ウラが何も言わずにじっと私を見つめてきた。



その視線に吸い込まれそうになってしまう…。



「なんか沢村、変なんだよね、困っちゃうよね、あんな人前でさっ」


ずっと見られていることに耐えられなくなって私は視線を反らして言った。



それでも、

やはり何も話さないウラ。

いつもと違った雰囲気にどうしていいか分からなかった。