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君の笑顔

第40章 だいっきらい ~陽介~

弱々しく片野はそう呟いた。


走ったせいで俺は息があがっていた。


ったく、

こいつのせいで
今日は二回も走らされて…




「立てよ」


俺はそういって

また尻餅をついている片野に手を差しのべた。

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