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君の笑顔

第42章 憂鬱 ~片野和泉~



『空いてんだな。じゃあ17時新宿な。よろしく。』


あまりにも一方的なその内容に唖然とする。


いや、空いているからいいけども…

でも何をするの?

17時ってやけにおそいな…

『何するの?』



そう送るとまたすぐさまケータイが光り、



『いいから。じゃあ、明日。』


と来る。




いいからって……


そりゃウラはいいけども……


そんな強引なウラに困惑しながらも

久しぶりのウラとのメールに少し喜んでいる自分がいた。


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