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君の笑顔

第43章 追い討ち ~陽介~

――――…

「で、じゃあ結局まとめると、もうすぐウラの誕生日だから、そのプレゼント買うのに付き合ってくれってことでいいんだな?」


一々リアクションがでかくて
何を言いたいのかを理解するまでに必要以上の時間を要した。




「だからぁ最初からそぉいってんじゃーん」


鈴木は指で髪をクルクルさせながらいった。



いや……いってなかったよ…
と思いながらも、また反論するとめんどくさいので黙っていた。



けど、
それにしてもウラにプレゼントなんて、何でだ?


「ウラのこと、好きなのか?」

そう単刀直入にきくと、


また鈴木はバタバタと騒ぎだす。



あ、そうなんだ……

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