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君の笑顔

第43章 追い討ち ~陽介~

「ちょっと!陽介ってばぁ!!どこに行くのよ!」


その鈴木の言葉に我に返った。


気がつくと、もうイルミネーションの場所からはずいぶんと遠ざかっていた。



「悪い。」


俺はそれだけ言って、鈴木の腕を離した。


「もぉ、、ずいぶん遠くまで来ちゃったじゃ〜ん。」


鈴木はむくれてそう言った。



「だから!悪いって言ってんだろ!」


イライラを抑えきれず、

俺は怒鳴った。

鈴木はびっくりして俺の顔をみた。

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