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君の笑顔

第44章 君を笑顔にするのは ~ウラ~

しばらく呆然と立ち尽くしたあと、


ハッと我に返って横にいる片野を見ると



もうその顔からは


笑顔が消えていた。




風が吹いて体が冷える。




特に
離された手が

風に当たって冷えるような、そんな気がした。

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