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彼と心と体と。

第31章 亀裂




翌日、新とまた遊んだ。




暗くなった頃、新はあたしに言った。




「チューしてもいい?」



違う。
こんなんじゃない。




「だめだよ、付き合ってないし」




場の雰囲気が悪くなるのが嫌で、笑って逃げようとした。

次の瞬間、新はあたしにキスをした。


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