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彼と心と体と。

第32章 3th


荒れた唇。


鈍くまだ残る痛み。


乱れた髪。


置き去りにされた下着。






セックスは、あたしに何をくれたのだろう。



1人取り残されたような孤独感。


何とも言えない喪失感。


胸を包む虚無感。




この行為は、あたしを何処へ導くのか。


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