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彼と心と体と。

第34章 慣れること



拓海からひまだとメールがきた。


あたしは新がいなくなってから勉強するようになった。

やっと目標ができたから。




拓海のひまに少しは構ってあげようと思ってメールに付き合っていたが、拓海から返信が来なくなった。


気まぐれなやつ。
昔から拓海は変わらず、自分のペースで動く。

あたしを追いて、いなくなる人。




新、元気にしてるのかなぁとか、ちょっと気になるけれど今じゃない。

まだはやい。

いつかまた会えるって、信じてるから。

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