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彼と心と体と。

第35章 キスとF


あたしは笑って、自分で髪を耳にかけ直した。


拓海は再び指を入れ、私もくわえ、元の行為に戻った。




途中、なんとなく拓海を見ると目が合った。

思わず笑ったら、拓海も笑った。




拓海が果て、行為が終わる。




「なに疲れてんの」



疲れて大きく息をして脱力したあたしを見て拓海は笑っていた。



「うるさいなー」



あたしも笑いながら答えた。


そして立ち上がり、スウェットをはく拓海の邪魔をした。




「やめろってー」



拓海も笑っていた。

今日はいつもより和やかな気がする。




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