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その夜、あたしの心の埋まらない穴を考えた。


拓海じゃない。
拓海はずっとここにいた。

新も違う。
少し寂しいだけだ。



直樹だ。
あたしが求めている人って、直樹だ。






あたしは一生懸命文面を考えた。

いや、本当はもっと前から気付いてて知らないふりをしていた。


緊張しながら送信を押した。