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彼と心と体と。

第41章 1ヶ月


直樹の汗ばんだ背中に手を回す。

唇が重なる。



日常的じゃない。
そういうことが好きで、私は直樹と会う。


直樹が果てて、お互い服を着る。




終った後、ぼんやりと座っていた。
カーテンから差し込む光を見ていた。


涙で視界がぼやけた。
ちゃんと終わりが来る。
わかっている。

受け止められるだろうか。
なんだか不安になった。

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