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彼と心と体と。

第7章 散歩





拓海だけがリアルに見えた。




あたしを取り巻く世界。


現実味を帯びない
色褪せた
嘘っぽくて
綺麗事ばかり

そう思えて泣いた。



なんてつまらない世界だろう。

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