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彼と心と体と。

第8章 将


「華は進路どうするの?」



あたしには先が見えない。

拓海との未来がないことだけはわかる。




未来とか将来とか、遠く感じる。

聞きたくない。

わからない。





いつも、そうやって逃げた。

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