僕等の恋愛事情
第2章 告白
俺は今、上機嫌だ
なんたって長谷川さんと同じ委員会だからな
「おい、那智」
「なんだよ」
「お前…やるな」
「はんっ俺はやるときはやる男だ」
正直、自分の行動力には自分でもびっくりしている
「いいなぁ〜、羨ましいな〜」
「お前隣の席だろうが」
「てへっすんげぇいい匂いするんだよね」
「ぶっストーカーかよ」
―――バシッ
「いったぁぁぁ!!」
−クスクス
頭に激痛がはしった
「そんなに先生の顔が直視できないの?恥ずかしいの?」
まん前には笹村先生が
そういや俺、1番前だった
ってゆうか
「何で俺だけ!?」
「うるさい」
―――バシッ
「ぐっ…」
俺は大人しく前を向いた
「中田くん」
「え、あ、はい//」
長谷川さんが話しかけてきたぁぁぁぁ!!
俺の時代がきたのでしょうか…
「委員会、よろしくね?」
「はい//////」
ニコッと…
ニコッと!!!!
可愛いぃぃぃぃぃぃ///
あれだ、俺
恋する乙女だ