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あなたが好きでした

第2章 2013年 〜学校〜

「あっ、佐藤だあ」

3人の女子達が私を囲む。

「ねぇ?昨日頼んでた宿題やってきたあ?」

「あっ…えっと…」

私はカバンから数学の宿題を取り出し、3人に渡す。

すると1人の女子は

「はあ?何で同じ筆跡で書くのよ。これじゃあバレるじゃん」

「えっ…と、あっ…」

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