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赤い印

第11章 分からない衝動

「続けて欲しい?」
「えっ…?」

雄治は人差し指で胸の周りをなぞるだけ。

「ねぇ?」
意地悪くにやっと笑う。
私の体は火照り始めてるのに。
じりじりと体の中で何かが焦れる。

「続けて欲しいなら口で言って」

開いているほうの指で
唇を弄り始める。

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