テキストサイズ

赤い印

第11章 分からない衝動

「んあっ!」
軽く一回いく。
その時点で雄治は手を止めた。

「学校行こうか。」
征服を手早く直してくれる。

「…うん…」
私は息が上がってしまった。
雄治が私の顔をはさむ。

「その顔、他の男の前で禁止」
雄治が拗ねた様な顔で指摘する。

でも、自分じゃ分からない。

「わ、分かった。」
分からないけど、分かったと言う自分。

「よし。」
頷くと、さっさと一人で行ってしまう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ