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赤い印

第14章 那貴の告白

放課後。
部活とHRの後の微妙な時間。
私は那貴と一緒に誰もいない
2年A組の教室にいた。

「…。」
「…。」

会話がない。

「「あの…」」
声が被る。
「先に…」
「あ、ううん。那貴から…」

進まない。

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