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『え？夏祭り…？』




「そうそう！

毎年恒例のやつ。

今週の週末にあるよ～


あ、メイは地方から出てきた子だから…

こっちで迎える夏は初めてか…！」





大学のカフェでスズと会話中。


クレープのクリームを口の端に付けながら

スズは会話を続ける。





「結構、有名な祭りなんだよ～！


花火もさぁ、

たっくさん上がるし！

すごくキレイだし！

きっとロマンチックだよね～…」





スズは妄想の世界に浸っている模様…


お～い、

スズー、こっちの世界に戻っておいで～！笑




あ、夏祭りって…

真田さんが言ってたやつかぁ…！



「メイちゃぁん、一緒に行こう///？ね？」……とか、

しつこかったかから…

軽く受け流したやつか！！





『あ、スズは行くの？夏祭り』



「もっちろん！

ジュンと行く予定♪


ビシッと浴衣でキメて！

さらに惚れさしてやるんだからっ！ﾆﾔﾘ」



『へっ、へえ～…

あはは…！すごいねぇ……』





スズは、い～なぁ～

彼氏と行くなんて…！



彼氏と一緒にお祭りなんて

憧れちゃうなぁ…///！








「メイは？

もちろん行くんでしょ？夏祭り」



『今年は行かないかなぁ…


……そもそも、

一緒に行く人がいないしね。ｱﾊﾊﾊ…』






なっ、なんだ

この…失望感…！





来年こそは！


彼氏と一緒に行くんだからっ！！！












……彼氏出来たらの話だけどね、、



あ～～！さびしっ……！！泣