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空に咲く花

第4章 複雑な気持ち


翔汰はコンビニ袋から
ジュースを出して
梨菜に渡した。

「...ありがとう」

梨菜が俯きながら言うと
翔汰は頷いていた。

それからソファーで
他愛ない会話をした。

ホストの仕事について…
あのバーについて…
流行りの曲について…
ゲームについて…

あれから何時間が
経ったんだろう…
おにぎりしか食べてない
梨菜の腹が鳴った。

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