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お、お兄ちゃん…?

第8章 ペット




私「私、猫飼いたい。」


母「えー、猫?飼うなら犬がいーわ」


兄「俺も猫がいー」


母「でも、無理ねお父さん喘息もちだから」


私「そっか、じゃあしょうがないなぁ」

兄「あきらめるなっ!!あきらめたらそこで試合終了だっ!!」


私「お兄ちゃんの頭が終了だよ」



―父帰宅―


兄「頼むっ!!親父、猫を飼わせてくれっ!」


父「なんで猫じゃなきゃダメなんだ?犬なら外で飼えるし、犬でいーだろ」


兄「ダメだ!!猫がいいんだ俺は!」


母「なんで?」


兄「犬じゃ萌えない!猫だから萌えるんだ!!」


母「何考えてんの!?燃えるだなんて、燃やす気なら飼えるわけないでしょっ!」


父「命を大事にしろって言っただろ!!」



兄「いや、そっちじゃなくてさ…」


私「もーいいじゃん、犬でぇ、私はペットが欲しいだけだし」


兄「何言ってんだ!猫を飼うってことはお前、猫耳つけんだろ?」


私「お前が何言ってんだ!!」




母「お兄ちゃんでしょ、お前なんて言わないの女の子なんだから」


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